胎動

胎動は赤ちゃんがお腹の中で動くのをママが感じられる、 妊娠中期から後期までに起こる特別な感覚です。妊娠初期はエコーで見る赤ちゃんだけが心の支えだったというママも、胎動を感じられるようになると一気に母親としての自覚や喜びに目覚めることが多いようです。妊娠中の今しか感じられない胎動に注目にして、赤ちゃんとの時間を大切に過ごしたいですね。

胎動とは?

胎動とは、お腹の中にいる赤ちゃんが動くことです。赤ちゃんからの元気だよというサインだとも言えます。最初は胃や腸の動きだと勘違いしてしまうママも多いのですが、よく感覚を凝らしてみると普段とは少し違う動きに気がつくことができるでしょう。

胎動が起こる時期

胎動を感じる時期は早いママもいれば遅いママもいます。一般的には、 初産婦さんの場合で妊娠18~20週頃が多く、 経産婦さんはもう少し早めです。

胎動が起こる時期に関しては個人差がかなり大きいので、いつまで経っても胎動が来ないと不安になる必要はありません。ママの腹壁の厚さや羊水の量、また感覚の違いで差が出やすいので、あまり神経質になるのはよくありません。ただし、7カ月を過ぎても何も感じない場合は、妊婦健診の時にお医者さんに聞いてみると良いでしょう。

胎動の種類

一口に胎動と言ってもいろいろな種類があります。お腹の中の赤ちゃんがどんな様子でいるのかを知るためにも少しここで勉強してみましょう。

◆キッキング
 赤ちゃんがお腹の中で足を活発に動かすと、キックをされているかのような感じを受けます。足のほか、腕を思いっきり伸ばした時にも起こりやすく、あまりに激しいとママは痛みとして感じることも……。キックは妊娠後期になるにしたがって減ってくる傾向にあります。

◆ローリング
 赤ちゃんがぐるんと体全体を使って回っているような動きです。動きはダイナミックなのですが、慣れないうちは腸の動きと勘違いしやすいです。

◆しゃっくり
 断続的に赤ちゃんが胸やお腹をヒックと動かしています。時間は20~30分続くこともあり、長く胎動を感じられるチャンスでもあります。

胎動を感じやすくするコツ

少しでも胎動を感じやすくしたいときは、なるべく動き回らずにじっとして横になってみましょう。ゆったりとした気持ちで赤ちゃんに話しかけるようにお腹をなでると、ママも赤ちゃんもリラックスをして胎動を感じやすくなります。

赤ちゃんはお腹の中で眠ったり起きたりを繰り返していますので、一定時間胎動がないのは普通のことですし、すべての胎動をママが感じることは難しいのです。赤ちゃんは起きている間、何らかの形で動いていることが多いのですが、その一つ一つをキャッチすることはできません。割合でいえば4割ほどしか感じられないそうなので、赤ちゃんの動きが少ないからといってむやみに心配することはないのです。

参考

胎動とは? gooベビー

胎動とは?赤ちゃんはお腹の中でどう動いている? All About

2016/07/20 更新

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