乳腺炎の原因と症状

乳腺炎とは

お母さんの乳腺が詰まりおっぱいに痛みが出たり発熱したりします。おっぱいがガチガチに硬く張ったり、熱も40度近く出ることもあるので産後のお母さん達の悩みの一つになるでしょう。4分の1のお母さんが経験しています。その中でも二種類にわけられ、乳腺に母乳が詰まる「急性うっ滞乳腺炎」と乳腺が炎症を起こす「化膿性乳腺炎」があります。

原因

乳腺炎になる原因は人によって異なるようですが、以下のようなことが影響しているといわれています。

赤ちゃんの飲む量が少ない

母乳の出が赤ちゃんの飲む量の割合を超えてしまうとどんどん乳腺が詰まってしまいます。

お母さんの食べ物の偏り

脂質の多いものや糖分の多いものを食べすぎてしまうと母乳は血液からできているので血液がドロドロになり母乳になってもドロドロのままなので乳腺が詰まりやすくなります。

搾乳をしすぎる

乳腺炎にならないようにと搾乳するのは効果的なのですが、やり過ぎてしまうとどんどん母乳の出が良くなり詰まりやすくなります。何本もある乳腺を偏って絞ってしまったり出るだけ絞ると特に詰まる原因になります。

きついブラジャーの着用

授乳用のブラジャーではないもの、妊娠前に着けていたワイヤーのはいったブラジャーは要注意です。圧迫されおっぱいの張りがパンパンになってしまいます。

赤ちゃんの飲み方

あげやすい方ばかりあげたり同じ姿勢ばかりであげると同じ乳腺ばかり飲んでしまい他の乳腺が詰まってしまいます。

乳首がまだ授乳に慣れていない初期や歯が生えてきた赤ちゃんの授乳で乳首が裂けたり傷を負ったりするとそこから細菌が入ってしまい炎症を起こすこともあります。

お母さんのストレス

疲れが溜まったりストレスが多くなることも乳腺炎の原因となるようです。

症状

乳腺炎の症状は大きく3つの段階に分けることができます。

初期

  • 乳首や乳房がチクチクする。
  • おっぱいが熱くなる。
  • 乳頭に白い塊が残る。
  • おっぱいにシコリができ張ってくる。

中期

  • 痛みが強くなり授乳中は特に痛くなる。
  • おっぱいが赤く熱くなる。
  • 乳腺が塞がる。
  • シコリが増えたり大きくなり触ると痛い。

後期

  • 触ったり動いたりしなくても痛みが酷く何も出来なくなる。
  • 高熱が出て身体もしんどくなる。
  • おっぱいがガチガチに張り硬くなる。

参考

乳腺炎と食事は関係ない!? 母乳育児を楽しむブログ

胸に痛みやしこりは乳腺炎?初期症状とその対処法をご紹介 イヴの憂鬱

乳腺炎 プレママタウン

乳腺炎の原因と症状、対処法まとめ。授乳の工夫が効果的! こそだてハック

2016/06/08 更新

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