みんなの育児 [みん育]：地域密着型「我が家の子育てスタイル」発見サイト

まだ言葉のわからない赤ちゃんでも、絵本にゲラゲラ笑ってくれることもあります。一緒に真似をして読もうとすることだってあるのです。絵本は赤ちゃんにとってとても良い刺激となり、心を大きく成長させてくれるのです。

お母さんのやさしいまなざし、あたたかなぬくもり、そしてまわりの人の心のこもった語りかけを心の栄養にして、赤ちゃんはすくすく育ってゆきます。そんな赤ちゃんの健やかな心の成長に、絵本にもちょっぴりお手伝いができます。心をこめて読んでもらう絵本の言葉は、お母さんのおっぱいのように、赤ちゃんの心を育てます。

出典：福音館書店

ここでは「音」に注目し、聞いていて心地の良いリズムだったりワクワクするような擬音がたくさん出てくる絵本をご紹介いたします。絵本の読み聞かせを通して親子の絆を深め、育児をより楽しいものにしてはいかがでしょうか。

「じゃあじゃあびりびり」　作：まついのりこ　出版社：偕成社

amazon.co.jp

ものが発する音を言葉でどう表現するのかを学ぶことができる作品です。自動車「ぶーぶーぶーぶー」犬は「わんわんわんわん」お水は「じゃあじゃあじゃあ」など、赤ちゃんの身の回りにあるものがたくさんでてきます。赤表紙はとても目立ち、どのページも赤ちゃんにとってわかりやすいはっきりした色で描かれています。シンプルですが赤ちゃんが興味を持つ要素がたっぷり含まれています。

「がたんごとんがたんごとん」　作：安西水丸　出版社：福音館書店

amazon.co.jp

「がたんごとん　がたんごとん」という単純な音の繰り返しが赤ちゃんにとって楽しいようです。そして小さい子でも真似をしやすい音です。特に電車に興味を持ち始めた頃の男の子にはおすすめです。登場するものたちも、コップやスプーン、哺乳瓶、バナナなど赤ちゃんに馴染みのあるものばかりなので興味を持ってくれるはずです。

「りんごりんごりんごりんごりんごりんご」　作：安西水丸　出版社：主婦の友社

amazon.co.jp

こちらも安西水丸さんの作品。「りんごりんご…」というリズム感のある言葉はまるで歌っているかのようです。りんごのはっきりとした赤の色も赤ちゃんはよく見てくれます。耳だけではなく目でも楽しめる作品です。この本をきっかけにりんごが大好きになるかもしれませんね。

「ぴょーん」　作：まつおかたつひで　出版社：ポプラ社

amazon.co.jp

いろいろな生き物が「ぴょーん」とジャンプします。赤ちゃんをお膝の上にのせて一緒にぴょーんとジャンプさせてみるのも面白いですね。赤ちゃんはページを開くたびにワクワクするはずです。

「だるまさんシリーズ」　作：かがくいひろし　出版社：ブロンズ新社

amazon.co.jp

「だるまさんが」「だるまさんと」「だるまさんの」と、全部で3冊出版されているこのシリーズ。赤ちゃんの心をわしづかみにする絵本です。読み方も工夫しやすいので、いろいろな読み方で読んであげてみてください。きっと赤ちゃんはゲラゲラ声をあげて笑ってくれることでしょう。

「もけらもけら」　作：山下洋輔　絵：元永定正　出版社：福音館書店

amazon.co.jp

ジャズ奏者の山下洋輔とモダン・アート画家の元永定正による作品で、まるでジャズを演奏しながら音楽の波に乗っているかのような感覚になる絵本です。面白いものや不思議なものが大好きな赤ちゃんはきっと大喜びしてくれるはずです。大人も、この不思議な世界観にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。